平成27年3月1日(日)本学天満橋学舎共用会議室にて開催された。
今回は、「高齢者における口腔粘膜疾患の特徴」と題して、口腔外科第1講座の井関富雄准教授により行われた。
口腔内粘膜疾患は、日常臨床で遭遇する機会が多いにも関わらず鑑別診断が下しにくい現状がある。ややもすれば、見逃してしまう可能性も拭えない。今回の講演では、個々の粘膜疾患の詳細な特徴や原因等が分かりやすく丁寧に解説された。開設の手法として最近の国家試験問題が示され、現在の歯科医に求められる知識レベルの高さも同時に感じることが出来た。3時間足らずの研修時間であったが、内容の濃さと継続研修の必要性を痛感した。
報告者・文責:P.G.C.委員長 佐古 好正(大28回)