9月から3回コースで開催していた「基礎から学ぶインプラント外科治療」は、今回が最終回で、11月20日(日)に本学楠葉学舎で開催されました。
GBRを成功させるための基本手技の講義と実習、ソケットプリザベーション、即時埋入の講義と実習およびインプラントリスクマネージメントの講義で、野阪泰弘先生、吉竹賢祐先生、中島康先生で行なわれました。
近年、歯科治療における欠損補綴の選択肢のひとつとして、インプラント治療を希望される患者が増加している一方、メディアにおいては様々な情報が溢れており、一部には誤解を招くような報道が散見されます。日本口腔インプラント学会が提唱している「安心・安全なインプラント治療」を行うために、今一度基本にたち帰るべく治療計画の立案、そして外科術式からメンテナンスに至るまでを、時にはアドバンスコースで教わる事柄を実習も交えて、インプラント治療のエキスパートの講師の先生方の指導のもと、非常に充実したコースとなりました。
受講生の先生方からは、是非このコースを続けて、さらにアドバンスコースを設けてもらいたいなどの要望も聞かれ、今後に期待が寄せられています。
報告者:P.G.C. 委員 小柳良久(大38回)