平成23年9月11日(日)本学天満橋学舎5階 臨床講義室にて本年度ポストグラデュエートコース3コースが開催されました。講師は東京歯科大学卒業、東京都にて開業の宝田恭子先生。宝田先生は、口元の筋肉を中心に表情筋を鍛え、くちびるエクササイズを従来の歯科治療に取り入れられました。
テレビ朝日「徹子の部屋」・TBSテレビ「金スマ」などテレビに多数ご出演され、「宝田恭子の美人メソッド」・「宝田恭子の『老けない作法』」などの著書もある著名な先生です。
参加者は、歯科医師だけでなく、歯科衛生士、歯科技工士からも多数の出席をいただきました。出席者の85%が女性といういつもと違う雰囲気の中、歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士6つの目で見る口元の若さについての講演が始まりました。
宝田先生は、口元の若さに注目する重要性についてお話されました。女性だからこそ、患者さんの美に対する悩みに気づくことができると、女性歯科医師、衛生士の役割や男性医師と女性スタッフとの情報共有の重要性についてもお話しされました。
口角があがりきれいな笑顔が作れるひふみ運動をはじめ頬のリフトアップに効果的なエクササイズ、フェイスラインをすっきりさせるエクササイズなどの表情筋のエクササイズを実際にトレーニングしながら説明を受けました。また、噛むことにより咀嚼筋だけでなく表情筋肉を鍛え、顔全体をキュッと引き締めるグミを用いたエクササイズ。
アロマオイルを用いて義歯の清掃、歯肉炎・歯周病に有効なアロマオイルを用いた歯肉マッサージ。診療所で患者さんと一緒にできるエクササイズを学びました。
また、睡眠や呼吸方法など他にもアンチエイジングに重要なたくさんの情報を得ることができました。
患者さんを治療により笑顔にするだけでなく、診療室に迎える我々もいつもきれいな笑顔でなければいけない。という宝田先生のお言葉。参加者の胸に刻まれたことと思います。
PGC委員 今井敦子 (大42回)