平成26年11月9日(日)09:00より大阪歯科大学天満橋学舎にて、本年度 大阪歯科大学同窓会ポストグラデュエート10コースが「さぁ、歯周外科をはじめてみましょう!!」と題して開催されました。
本コースは大学卒後5年までの先生方が対象としたため、他大学を卒業された先生も含め、若い先生方の多く参加を得ました。
本学歯周病学講座講師 河野智生先生に「歯周外科の基本手技」と題して、日常の診療に用いる歯周外科の基本テクニックについて切開メスの選択やマイクロ用メスの紹介、切開方法の種類と選択について、また歯肉弁(切開面の剥離)の種類と選択について、そして縫合針の種類と選択やシルク縫合糸(絹糸)、ナイロン糸、ゴアテックス縫合糸の違い、持針器の種類と握り方使用法、縫合方法の種類と選択、縫合張力を考えた縫合結紮について等、切開 剥離 縫合について解説していただきました。また、その後本学歯周病学講座助教高橋貫之先生に、歯周治療の進め方や計画設計、歯周病基本治療の大切さについて、またエムドゲインやBIOSなどを用いた再生療法や自家骨移植、GTR等多くの症例を紹介していただき、また歯周外科の難しさと楽しさを説明していただきました。
若い開業医の先生方には、本日のポストグラデュエートコースの参加より 日々の診療に歯周外科を取り入れて患者様に満足していただけるようになってもらいたい。
報告者:P.G.C.委員 岡村 徹(大42回)
文 責:P.G.C.委員長 佐古 好正(大28回)