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クラス会(大11~20回)

【大20 二斗会】西垣 満君を偲んで

 2024年8月17日西垣満くんの奥様より訃報が届いた。悲しみというよりはポッカリと心に穴が開いてひどく寂しかった。

  満君とは昭和51年、京都府歯科医師会西京支部に入会して知り合い、すぐに意気投合し、かけがえのない友となりました。彼は音楽が大好きで、学生時代に地元の友達と組んでいたフォークバンドを再結成し、毎年祇園祭りの頃行われる祇園祭りコンサートにも参加し、ファンも多く、輝いていました。彼はテニスも上級者で初心者の僕と組んでいろいろな試合に参加しました。僕が失敗しても「ドンマイドンマイ」と声をかけ励ましてくれる優しいところがあり、お互い良い汗を流していました。

  僕がマラソンに凝ってニューヨークマラソンに参加した際には、ご夫婦で10年間応援に参加してくれ、NYの町を楽しく歩き回りました。何より彼は英会話も堪能で、NYの町のガイドからレストランの予約まで全て世話してくれ、非常に心強かったです。僕と彼はお酒が大好きで、週に一度は出かけていました。パーキンソンでだんだん出歩かなくなった中でも最後に一緒に行ったのは彼のお気に入りのアイリッシュパブ。彼はノンアルコールを美味しそうに飲み2人でいつまでも楽しく語り合ったことを今も思い出します。暖かい家族に支えられ、自分らしく穏やかで幸せな日々がずっと続くと思っていました。多才で心優しい満くんと過ごした時間は僕にとって貴重な宝物となりました。

ありがとう。さようなら。合掌

(高橋秀樹 記)

故 西垣 満君(左)と高橋秀樹(筆者)