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クラス会(大21~30回)

【大22 甲寅会】卒後50周年記念 滋賀大会から喜寿を祝う大阪大会へ

 甲寅会の皆さんお変わりありませんか。新年を迎え、思いを新たに日々過ごされていることと思います。

  昨年、甲寅会は50周年を迎え、滋賀の地で50周年を祝う記念の同窓会を開催しました。甲寅会からは50数名が参加し、滋賀県の会員が企画した総会・懇親会で50周年を祝い、旧交を温めました。本部同窓会からは恩田信雄会長が出席され、ご祝辞を賜り錦上花を添えていただきました。母校からは副学長の田中昭男君が出席し、理事長・学長 川添堯彬先生のご祝辞を代読していただきました。

  懇親会前に甲寅会前会長の覚道健治君が「顎関節症治療の変遷と治療の最前線」と題した記念講演を行い、同治療にかけた熱い思いを語ってくれました。懇親会終了後、甲寅会会員にとっては思い出深いミシガンに乗船し、琵琶湖の夕景や50周年を祝う50発の花火を楽しみました。滋賀県の皆さんご苦労様でした。

  私たちが大阪歯科大学を卒業したのは1974年の3月で、253名全員がその年の歯科医師国家試験に合格し、歯科医師人生に向けて大きく羽ばたきました。卒業時の学長白数美輝雄先生にお願いし、その年の干支から甲寅会と命名していただきました。私がこの甲寅会の会長を引き受けたのは25年前の広島大会です。この時、当時の会長であった覚道君は『甲寅会会員も卒業後デンティストとして独り立ちし、四半世紀を迎えた』と冒頭の挨拶で述べています。

  その後、さらに四半世紀が過ぎたわけですが、皆さんはより充実した歯科医師人生を歩んできたと思います。その間、甲寅会は2年ごとに総会・懇親会を開催し、会員の親睦を図り、母校や本部同窓会との絆を密にしてきました。後期高齢者に仲間入りした現在、現役の歯科医師として活躍されている方も多い反面、ご子息に後を委ねて、悠々自適に 過ごしている方も少なくないと推察します。同窓会に臨むスタンスは両者で少し異なるかもしれませんが、仲間との語らいなど同窓会に求めるものに変わりはないと思います。他の学年のクラス会の多くは88歳の米寿を祝う会を目途に同窓会活動を続けていると聞きます。私たち甲寅会もこれに倣い、米寿の祝いを目指して2年ごとの総会開催を実施したいと考えています。年齢を考えると少し不安ですが、頑張りたいと思っています。

  次回の甲寅会総会・懇親会は2026年秋の大阪で開催する予定です。母校のある地で皆さん一緒に『喜寿』を祝いましょう。詳細は追って連絡いたします。ご参加、ご協力のほどよろしくお願いします。

追記

 前回の同窓会報でお知らせして以降、7名の仲間を失ってしまいました。

  令和6年4月18日 西本卓夫君
 令和6年4月21日 片山準三君
 令和6年4月30日 古川富美子さん
 令和6年10月11日 白瀬 明君  
 令和6年10月30日 笹田萬里子さん
 令和6年12月15日 林 良太郎君
 令和6年12月19日 中辻 薫君
  がご逝去されました。

  心よりお悔やみ申し上げ、慎んでご報告申し上げます。

(小出 武 記)