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大分県支部

大分県支部総会および懇親会

 令和7年3月8日(土)、大分県歯科医師会館にて、大阪歯科大学歯学部同窓会大分県支部総会が盛大に開催されました。多くの会員が集い、活気あふれる会となりました。ご多忙の中、本部同窓会から恩田信雄会長(大21)、田治米康宏理事(大48)学内から今井弘一副学長・医療保健学部長(大24)、にご臨席いただき、総会が執り行われました。

  総会は福成文隆専務理事(大29)の司会のもと、城下功先生(大24)の開会の辞により厳かに始まりました。まず、物故会員である熊瀬啓二先生(大23)、藤川典子先生(大15)の御主人への黙祷が捧げられ、参加者一同が故人のご冥福を心よりお祈りしました。続いて、城下景子会長(大24)が、遠方からお越しいただいた来賓の方々へ感謝の意を表し、大分県支部の発展に向けた抱負を語りました。

  恩田会長より、大阪歯科大学歯学部同窓会設立100周年に向けた準備に奔走した一年を振り返るとともに、今後の同窓会の方向性について力強く語られました。特に、歯科界の発展には政治力が不可欠であることを強調し、日本歯科医師連盟顧問である比嘉なつみ参議院議員の紹介が行われました。同窓会のさらなる発展と社会貢献の重要性が改めて認識される場となりました。

 今井副学長より、大学の教育体制強化に向けた取り組みが詳しく紹介されました。大阪歯科大学には「歯学部」、「医療保健学部(口腔保健学科・口腔工学科)」、「看護学部」の3学部4学科に加え、大学院が設置されており、最新の教育環境が整備されつつあることが報告されました。また、細菌学講座が「微生物講座」へ、障害者歯科が「特別支援歯 科」へと改称されることが発表され、より専門性の高い教育を提供する体制が構築されていることが伝えられました。

 田治米理事より大阪歯科大学歯学部同窓会会務報告があり、役員人事、過去1年間の会議報告、各部の活動報告、および今後の予定について詳細に述べられました。続いて、福成専務理事より会務報告が行われた後、大阪歯科大学歯学部同窓会大分県支部の会員で表彰および感謝状を受けた先生方が紹介されました。

 椛田家光先生(大19):文部科学大臣表彰(学校歯科保健の普及と向上に尽力し、多大な成果を挙げられた功績)  

城下功先生(大24):大分県警察本部長表彰(警察歯科医嘱託として永年にわたり歯牙鑑定の重要性を深く認識し、警察業務に協力された功績)

 福成文隆先生(大29):前中津市長より感謝状(中津市民病院口腔外科の開設に尽力し、地域住民の健康維持増進に献身的に貢献された功績。また、永年にわたり中津市における地域対策型口腔がん検診を献身的に行い地域住民に多大な貢献をされた功績)

 仲野貴明先生(大38):大分県学校保健安全功労者表彰(多年にわたり学校保健の推進に尽力された功績)

 また、令和6年度の収支決算報告については、小幡宣子常務理事(大25)より詳細な説明があり、会計監査報告は有永博先生(大23)によって行われました。適正な会計処理がなされていることが確認され、全員一致で承認されました。閉会の辞は毛利郁生先生(大26)により述べられ、総会は滞りなく終了しました。

 その後、懇親会は第二海源丸にて開催されました。大分県歯科医師会次期会長の木村哲也先生および元会長の長尾博通先生が合流され、木村先生の乾杯の音頭で華やかに幕を開けました。参加者は、地元の食材を活かした美味しい料理を味わいながら、旧交を温めるとともに、情報交換や親睦を深めました。

 最後に、毛利先生の力強いエールと校歌斉唱が行われ、会場は一体感に包まれました。参加者一同、大阪歯科大学の伝統と絆の深さを再認識するひとときとなり、参加者の心に深く刻まれる結びとなりました。

 本部および大学関係者のご参加により、大変意義深い会となりました。ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。今後とも、大阪歯科大学歯学部同窓会大分県支部のさらなる発展にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

(大56回 後藤 雅 記)

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