令和7年6月15日(日)リーガロイヤルホテル大阪にて令和7年度紫媛会懇親会が開催されました。
大阪歯科大学歯学部同窓会会長 恩田信雄先生、大阪歯科大学理事長・学長 川添堯彬先生、大阪府歯科医師会会長 深田拓司先生、大阪歯科大学歯学部大阪府同窓会会長 大塚俊裕先生、大阪歯科大学歯学部口腔外科第二講座主任教授 竹信俊彦先生、大阪歯科大学歯学部歯科矯正学講座主任教授 西浦亜紀先生、大阪歯科大学歯学部大阪府同窓会専務理事 梅垣輝生先生、大阪歯科大学歯学部同窓会理事 田治米康宏先生と、8名の来賓の先生にご臨席賜り、64名の先生にご参加いただきました。
大阪歯科大学歯学部同窓会会長 恩田信雄先生のご挨拶にて女性の入学者数が全国的に年々増えており、女性無しでは歯科業界は成り立たないとの見解でした。女性の会員数が増えると共に女性だけの同窓会である紫媛会も賑わうと良いなと思います。
大阪歯科大学理事長・学長 川添堯彬先生のご挨拶にて全国で大学の定員割れが進む中、本学には1700名を超える志願があり、女子学生の割合も年々増え、6〜7割を占める学年も見られます。女性教員の登用を進めていると伝えてくださいました。
途中、大阪歯科大学歯学部歯科矯正学講座主任教授 西浦亜紀先生による各年代における矯正治療についての講演が行われました。今回の講演では、指しゃぶりやおしゃぶりの使い方による口腔習癖と歯列・咬合への影響について、症例を交えたわかりやすい説明が行われました。特に、口腔筋機能療法(MFT)を通じて習癖をやめさせる取り組みや、成長期の顔面・顎の発達順序と歯科矯正の関係についての話は、日々の臨床や指導に大変参考になる内容でした。また、成長期にしか行えない治療、永久歯列期での治療の限界や注意点など、年齢ごとの対応の重要性についても触れられ、実際の写真資料を通して具体的なイメージを持つことができました。
新入会員の先生の初々しくもしっかりとした挨拶と、次年度当番学年(大61回)の先生の次年度への意気込みのご挨拶をいただき、橋本 梓理事(大58)、田治米同窓会理事の渾身のエールで学歌斉唱を行い大盛況のうちに会はお開きになりました。
横の繋がりも大切ですが縦の繋がりもそれ以上に大切だということを改めて感じました。
お忙しい中ご臨席賜りました来賓の先生方、参加いただいた会員の先生方、どうもありがとうございました。
(大71回 宮脇典子 記)
大阪歯科大学歯学部紫媛会 令和7年6月15日 於:リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション